軍事面
特徴を活かした戦術
ヴァリヤ将軍は、種族の特徴である治癒能力の高い者を集め、投薬や食生活の改善をもって、限界まで引き上げることに成功する。
こうして生まれた兵士は、矢を射かけられても、魔法に打ち据えられても、容易に屈せず、他種族からは“不死兵”と呼ばれて恐れられ、何より気味悪がられた。
特に“ヴァリヤの不死隊”と呼ばれた精鋭軍は、オークの砦に真正面から挑み、無数の矢を浴びながらも進軍を緩めず、正門を破壊するという戦果をあげている(後に“不死の葬列”と呼ばれる)。
他にも橋の爆破など、潜水能力を活かした作戦も、他種族からすると脅威である。
また、あまり目立たないが、独自の魔法も持つ。
これは他種族に比べると、呪術の色合いが強く、直接攻撃よりも、徐々に蝕んでゆく系統の魔術である。